研ぎ続ける
数少ない読者さん、久しぶりの更新ですが私は元気でやっています!!!
ブリスベンではコロナも落ち着き、social distanceは保ちつつ日常へと戻ってきています!
研究の方はまあまあ順調に進んでるよ。
今まで本当にいろんなスキルを習得してきた。たくさん違うこと勉強しては手を動かして。。の繰り返しで前に進まないもどかしさも感じていたがようやくその”かけた労力”がpayし始めたかなって気がする。
というのも、先週の月曜に
プロジェクトに必要なPCBボードデザインしてプリントするか〜
ってなった時に誰かに頼らずにサッと自分でEagleでデザインしてプリントすることができた。まあまあ嬉しい!下画像は参考画像だよ
Matlab
C++
Arduino
Eagle
Fusion360
Tex
Mathematica
はんだ付け
コイル作成
などなど、今までたくさん時間かけて勉強してきたことがようやく自分のプロジェクトに結びついてきた感がある。
嬉しいね!
ブリスベン の暮らしは非常に快適。
温暖で過ごしやすい環境のせいか、はたまたオーストラリア人の気質のせいかよく分からないが研究所は非常にまったりしている。
それでいいのか
と思うくらいまったりしている。
みんなのQOLは高そうだが研究の質はどうか分からない。まだ来て1年も経っていないからわからないが、少なくとも僕がいたNYの研究所と比べると少なくとも学生の質は2か3段階落ちる。
基礎的な知識を有していなかったりプロジェクトの大きな絵を見れていない場合が非常に多い。
ディスカッションをするにしても少しだけ分野がずれるとディスカッションにあまりならない。
そして今の研究所の人たちは院生も教員も何故か
自分たちの”今”の研究
を話したがらない。
その内容が今直面している困難でも最近見つけた面白いことでもなんでもいいのに何故か話したがらない。
自分のアイデアがパクられるのを過度に恐れているのかどうか知らないが非常に残念だ。
彼ら彼女らが1年前に行った仕事に僕はあまり興味がないのだ。論文を読めばわかるから。
今のところ尊敬できる研究者を研究所内に見つけていない。
みんなのんびりしてて自身の生活に重きを置いている感じがする。
かくいう僕もブリスベン生活に非常に満足している。
ここで質の高い研究をできれば最高だと思う。
のんびりした空気に汚染されすぎないように常に自分が面白いと思う研究を全力でやってイイ博士課程にしたいと改めて思った。
今月末に小さなworkshopの演題締め切りがあるのでとりあえず1本か2本出そうと思う。
目標は今年中に論文を1本投稿まで持っていくことだ。
実験に必要なツールは揃いつつあるしイイpreliminary dataも出ているので書ける箇所からもう論文を書いていこうと思う。その過程で必要なものや、より質の高い論文にするために必要なものが見えてくるかもしれない。