week 41 ~春学期が終わったよ!~
期末試験等が無事終わり、博士課程1年目の学期が終了したっぽい。
春学期は13単位取っていたのでまあまあ忙しかった。
僕が所属しているPhDプログラムは所謂、"アンブレラプログラム"というもので、大きな学科の中に小さな専攻が10個くらい入っている。
僕は今のPhDプログラムの福利厚生と所属研究所がとても気に入っており感謝もしている。
だが、このアンブレラプログラムは本当にクソだなと思うことはしばしばある。
1つは、必修のクソみたいな授業を取らなければいけないところだ。
どれくらいクソかというと
- PubMedで論文検索の仕方を学ぶ
- Embaseとかいう聞いた事のないデータベースでの論文検索の仕方を学ぶ
- GraphPad Prismという使ったことのないし使う予定もない、とても高価なソウトウェアの使い方を学ぶ
- 保存するファイルをorganizeするために名前の付け方を学ぶ
- Gitの使い方を学ぶ(clone, pull, commitなど超基本的なことのみ)
- Team Scienceの仕組みについて学ぶ(RO1を取るため)
といったものだ。しかも、それぞれに宿題が出るというクソっぷり。
『必修の授業ですることではないだろうに』
という思いが強かった。クソだなと思った。時間の無駄と思うことも多かった。辛かった。
他の授業(自分の専攻のもの)はとても楽しかったのは良かった!
『日本でここまでしっかりと学べる場所はないな』
と改めて思えたし良かった。
春学期に受講した割と重い授業は無事に専攻科でトップの成績だったし来年からその授業のTAになることにもなった。(なお、無給ボランティアTAの模様)
クソエピソードはまだある。
専攻は最低3つのラボローテーションを1年生に課しているにも関わらず、誰も学生が何を した/学んだ かに興味がないのだ。
【3つローテーションをした】ということだけが重要なようだ。クソだなと思った。
なので、専攻科内でラボローテーション発表会をorganizeすることにした。
せっかく同じ専攻にいて、みんな違う事をしているのに知識を共有しないのはもったいないと思う。
この発表会を"connectivity meeting"と名付けて、PhD新入生が来る頃に開催する予定で進めている。(本当はmeeting for knowledge vampiresというダサい名前にしたかった)
またこのブログで報告したいと思う。
とにかく、やっと授業の無い期間に突入してとても嬉しい!
研究の進捗は良かったり良くなかったりするが、面白いことは出来ていると思う。
今、仕立て屋さんとコラボでやっているプロジェクトの進捗が割と結構いい感じなので来年開催の国際学会に出せそうだ。嬉しい。
ただ、うまく行ってないプロジェクトもある。
うまくいっていないプロジェクトがあるだけでメンタル的に参るのでうまく行ってほしいなあと思う。
夏の帰省までどちゃくそ研究して、清々しい気持ちでイギリス旅行と帰省を迎えたいと思う。
そういえば、アンブレラプログラム全体向けのPhDのソーシャルイベント的なもので、毎年、"Semi-formal"というのが開催されるらしい。
少しいつもよりオシャレして、洒落たところで、お酒を酌み交わす的なイベントだ。
今年はどうやらBar付の大きなボートを貸切ってクルージングだそうだ。
屋形船の進化系的な感じだと思う。
少し興味があったが、
19時過ぎ出航
23時帰港
という、ひとたびボッチになれば生き地獄を3時間強も味わなければならない地獄のイベントだと理解したので参加することはないと思う。
また、お酒も飲めないし、クルージングも興味ないし別にいいかな、と。
ちなみに参加費は$25。
面白いイベントが色々あるんだなあと思った。
おわり